レアル・マドリーのルカ・モドリッチは、サンティアゴ・ベルナベウのクラブでプレーする意味について語った。
2012年にトッテナムからレアル・マドリーに加入したモドリッチは以降、11年間にわたって活躍。これまでに公式戦500試合以上に出場して、5度のチャンピオンズリーグ制覇や3度のラ・リーガ優勝などを成し遂げてきた。
しかし今シーズン、9月に38歳になったモドリッチはここまで思うようにプレー時間を得られず。公式戦15試合でピッチに立つものの、先発は6試合にとどまっており、ベンチを温める時間が増えている。これを受け、今夏の移籍市場でも興味を示していたサウジアラビア勢からの関心が届き、早ければ来冬の移籍市場でレアル・マドリーを後にする可能性が浮上する。
さまざまな噂の飛び交うモドリッチは、クラブの公式ウェブサイトでレアル・マドリーでプレーする意味について「レアル・マドリーは僕にとってのすべてだ。僕の人生の一部であり、家族であり、生きがいだ。僕はクロアチアの出身でクロアチアで生まれたけど、ここに11年間いて、ここが我が家であるように感じている。フットボール史で最高のチームで経験していることすべてに感謝している」と言及。
また、モドリッチは先日の2-1で勝利したバルセロナとの“エル・クラシコ”で達成したレアル・マドリー通算500試合出場についてもコメントした。
「信じられないことで、何と言っていいのかわからない。この大台に到達したことは素晴らしいことだ。500試合という数字はレアル・マドリーで本当にわずかな選手しか成し遂げられていない。そのうちの1人になれたことは僕を誇りで満たしている。すべての賞やトロフィーとともに、いつも僕を応援してくれるファンからの称賛は最も大切なものだ。ベルナベウのピッチに足を踏み入れたすべてのときに感じる愛情は僕をとても幸せにしている。だから、僕の全力でそのお返しをすることにいつも目を向けている」