マドリー市のホセ・ルイス・マルティネス=アルメイダ市長が、レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長に対して飛ばした冗談と、同会長の返答が話題となっている。
ペレス会長は19日、バルセロナを破りスペイン国王杯優勝を果たしたレアル・マドリーのバスケットチームとともにマドリー市役所を表敬訪問した。その際、熱狂的なアトレティコファンとして知られるアルメイダ市長が、レアル・マドリー加入が確実視されるFWキリアン・エンバペについての冗談を口にしている。
ペレス会長と並んで立って報道陣の質問に答えていたアルメイダ市長は、記者から「彼にエンバペについて聞いたのですか?」と問われて、次のように返答した。
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「もう言ったよ。彼の移籍先はアトレティコになったってね」
「フロレンティーノは何て答えた? 『そうなっても不思議じゃないね』と言っていたよ(笑)」
そして、アルメイダ市長の言葉を聞きながら笑みを浮かべ続けていたペレス会長は、「アトレティにも力をつけてもらわないとね(笑)」と付け加えている。
なおスペイン『マルカ』によれば、レアル・マドリーはすでにエンバペと契約内容について合意に達している模様。年俸はネットで1500〜2000万ユーロ+出来高となり、さらに移籍ボーナスは5000万ユーロ未満と、PSGで今季受け取る額の半分以下になると報じられている。