レアル・ソシエダMFマルティン・スビメンディが、同クラブに感じる愛情を再び強調している。
ラ・リーガを代表するアンカーであるスビメンディに対しては、今夏リヴァプールが獲得に動き、さらにMFロドリが長期離脱となったマンチェスター・シティが狙っていると報じられている。
だがサン・セバスティアン出身で、ソシエダの下部組織で育ったスビメンディ本人に、現時点で移籍する考えはやはりないようだ。ラ・リーガ公式のインタビューに応じた同選手は、次のように語った。
「レアル・ソシエダは僕の人生の大部分を占める。自分が今のような人間になれたのは、彼らのおかげでもあるんだよ」
「ラ・レアルの価値観は自分の中に息づいている。そう、僕はここでプレーし続けたいんだ」
スビメンディはまた、Bチームから指導を受けるイマノル・アルグアシル監督の重要性も説いている。
「18歳の頃にBチームに昇格して、イマノルと出会った。だからBチームからトップチームへの移行はよりスムーズだったよ。彼は僕の心に最も深く刻まれている監督だ。自分のことを理解してくれている」
その一方で忘れられない出来事としては、2022-2023シーズンの終わりに、ソシエダを退団するMFアシエル・イジャラメンディから背番号4を譲り受けたことを挙げている。
「アノエタで、イジャラが僕に背番号4を譲ってくれた。あれは人生を通して、ずっと記憶に残る瞬間だった」
ソシエダはラ・リーガ第9節までを2勝3分け4敗で終えて15位に位置。しかしスビメンディはここから状況を逆転できるとして、欧州カップ出場権獲得を見据えた。
「ラ・レアルの目標は欧州カップ戦であり続けていると思う。今季は疑われるようなスタートを切ってしまったけど、僕は一度チームが噛み合えば、すべてうまくいくと確信している。(欧州カップ出場権獲得は)十分目指せる目標だと思うよ」