Brais MendezGetty Images

久保建英不在のソシエダ、ブライス・メンデスの超絶ミドルでラ・リーガ5試合ぶり勝利!しかしアイエンが重傷か…

20日のラ・リーガ第21節、レアル・ソシエダはアウェーでのセルタ戦に1-0で勝利した。なおMF久保建英は日本代表としてアジアカップに参加しているため不在となっている。

ソシエダが今節プレーする舞台は、23日のコパ・デル・レイ準々決勝でも訪れることになるセルタの本拠地バライドス。久保とトラオレが代表戦で離脱しているほか、スビメンディとバレネチェアを負傷で欠くイマノル監督は、システムを4-3-3から5-3-2に変更した。スタメンはGKレミーロ、DFアイエン、スベルディア、ル・ノルマン、パチェコ、アランブル、MFブライス・メンデス、オラサガスティ、トゥリエンテス、FWマグナセラジャ、サディク。

ソシエダはキックオフから11分、セルタの下部組織出身B・メンデスのゴラッソで先制した。セルタの下部からスペインを代表する選手まで成長を遂げた天才MFは、ペナルティーエリア手前で前を向くと左足を一閃。無回転の強烈なシュートが眼前のDFウナイを避けるようなカーブを描き、枠内左に勢いよく飛び込んでいる。

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幸先よくスコアを動かしたソシエダはさらに22分、浮き球のパスからサディクがDFラインを抜け出しシュートを放ったが、これはGKグアイタに阻まれ追加点は奪えず。そして38分にはアクシデントが……。アイエンがひざを痛めてその場で倒れ込み、周りの選手たちがすぐに試合を止めるよう要求。前十字靭帯断裂の恐れががあるソシエダの3番は、両手で顔を覆いながら担架で運ばれ、バライドスの観客は拍手で彼のことを送り出している(イマノル監督は代わりにティアニーを投入)。

その後、試合はベニテス監督率いるセルタがボールを保持して進むが、3/5バックのソシエダを相手に効果的な攻撃を見せられず。対するソシエダは50分過ぎにB・メンデス、ル・ノルマンと立て続けに決定機を迎えたものの決め切れず、セルタを引き離すことができない。

イマノル監督は65分を過ぎるとオヤルサバル、ミケル・メリーノ、ザハリャンと次々に主力を投入し、ボールを保持する時間を増やして2点目を目指した。しかしリードを広げることはできず、B・メンデスが決めた虎の子の1点を守り切る形で試合終了のホイッスルを迎えている。

ソシエダはラ・リーガ5試合ぶりの勝利。勝ち点を35で6位に位置している。

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