スタッド・ランスの中村敬斗は、来シーズンのヨーロッパカップ戦出場権獲得を目指してシーズン終盤を戦いたいと語った。
今シーズンからスタッド・ランスでプレーする中村は、ここまで公式戦21試合で3ゴール1アシストを記録。日本代表チームメイトの伊東純也とともにチームの両翼でプレーし、序盤に好調を維持したチームを支えてきた。
そんなスタッド・ランスはシーズン後半に失速しており、現在4試合未勝利で10位まで順位を落とす。28日の敵地でのクレルモン戦を前にしたプレスカンファレンスに出席した中村は、調子を落とすチームの現状について語っている。
「直近の2試合で3ポイントを取ることが大切でしたけど、僕たちはそのようにはできませんでした。でも、まだ来シーズンのヨーロッパカップ戦に行けるチャンスはあるので、みんなが顔を上げて前進するだけです。もちろん、みんながヨーロッパカップ戦に行くことを目標にしています」
「(ストラスブールとモンペリエに敗れた直近の2試合について)僕たちはもっとアグレッシブになるべきでしたし、得点するためにボックス内でもっとクオリティが必要でした。これらのことについて僕たちはもっと良くしていかないといけないと思います。来シーズンのヨーロッパカップ戦出場に向けてまだ誰も諦めてはいないと思います」
「特にストラスブール戦で、僕たちは先制点を挙げて、多くの時間でボールを持っていましたけど、僕たち自身に足りないものがあって、試合に負けてしまいました。ストラスブール戦には勝利できたと思います。モンペリエ戦では失点した後に難しい時間帯があり…、難しい試合でした」
「シーズンはまだ4試合残っているので、今の順位に僕たちはがっかりしているわけではないです。僕たちにはトップ7に入るという目標がありますし、誰も失望しているわけではないと思います。(目標の話をしていると逆にプレッシャーになるのではと問われ)僕たちには少しプレッシャーが必要だと思いますけど、試合にそのプレッシャーを持ち込むべきではないと思いますし、試合後に再び考えればいいと思います。試合にはクリアな気持ちで臨み、試合に勝つことだけを考える必要があります」
そして、28日のクレルモン戦に向けて「クレルモンは守備的なチームで、速いカウンターがあります。ラスト3試合を楽しみにしていますけど、今週の試合はとても大切ですし、僕にとってはどこが相手だろうと関係ありません」と意気込みを語った。