ザルツブルグは、新シーズンからペピン・リンダース監督が就任することを発表した。
現在、リヴァプールのユルゲン・クロップ監督の右腕として働くリンダース氏。PSVやポルトでコーチとして働き、2014年からリヴァプールに在籍。2018年1月から約半年にわたってNECナイメヘンで指揮を執った期間を除き、長年クロップ監督の名参謀としてプレミアリーグ優勝やチャンピオンズリーグ制覇などに貢献してきた。
しかし、クロップ監督は今シーズン終了後にリヴァプールの指揮官から退任。これを受けて後任に推す声も上がっていたものの、リンダース氏もクラブから離れることが決まっていた。
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そしてリンダース氏は、新シーズンからザルツブルグの新指揮官に就任することが決定。両者は2027年夏までの3年契約を結び、プレシーズンからファーストチームを率いることになる。
リヴァプールでコーチを務めていたヴィトル・マトス氏とともにザルツブルグに新天地を求めたリンダース氏は、クラブの公式ウェブサイトで「ザルツブルグの新ヘッドコーチになれてとても誇りを感じており、ここにいられることは私にとって非常に光栄なことだ」と話し、抱負を続けた。
「PSV、ポルト、リヴァプール、そして強固な組織とさらに優れたアカデミーを持つ新たな美しいクラブに加入した。いずれのクラブも特別で素晴らしいクラブで、攻撃を重要視するクラブ。さらに、ビッグタイトルを獲得するための信念のあるワン・クラブ・メンタリティという共通のものを持っている。私たちはクラブの成長を助けるために全力を尽くす」