マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハーグ監督は、ドルトムントへの移籍が決まったFWジェイドン・サンチョについて言及した。
テン・ハーグ監督は9月頭のアーセナル戦(1-3)でサンチョをメンバー外とすると、試合後の会見で「トレーニングを見てメンバーに選ばなかった」と発言。これに関して選手側がSNSで「長い間スケープゴートにされている」で反論し、クラブは「規律問題が解決するまで」サンチョをトップチームの練習から外すことを発表していた。
サンチョはそれ以降一度も出場がなく、1月の移籍市場での去就に注目が集まっていた。そして先日、ドルトムントへのレンタル移籍が決定。古巣のHPで「家に帰ってきたような気分だよ」と語っている。
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確執が伝えられたテン・ハーグ監督は、12日の会見でサンチョについて言及。「上手くやってほしいね。そうだね、幸運を祈っている。それだけだ。調子を上げて成功することを願うよ」と語っている。
なおサンチョのレンタル期間は今季終了までであり、また買取オプションもないことが明かされている。記者から「マンチェスター・Uのトップチームに戻るためにドルトムントで何をしなければいけないと思うか?」と聞かれた指揮官は、「もう答えたよ。それで十分なはずだ」と返答した。