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20240630 Francesco Calzona(C)Getty Images

優勝候補イングランドを最後まで追い詰めたスロバキア、指揮官「選手たちは私の誇り。指導できて感謝」

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スロバキア代表のフランチェスコ・カルツォーナ監督は、惜敗したイングランド代表戦後にコメントした。

30日に行われたEURO2024決勝トーナメント1回戦で、イングランドと対戦したスロバキア。イヴァン・シュランツのゴールで25分に先制に成功し、90分まで無失点を維持して勝利は目前に迫っていた。しかし、後半アディショナルタイムにジュード・ベリンガムのバイシクル弾を許すと、延長前半に2失点目。終盤は果敢に攻め続けたがゴールは奪えず、1-2で敗れている。

優勝候補の一角とされてきたイングランドを最後まで苦しめ、準々決勝進出にあと一歩まで迫ったスロバキア。試合後、カルツォーナ監督は「誇りを感じているよ。我々はワールドクラスのチームであり、本命の1つを相手に最高の試合をしたんだ」と話し、試合を振り返った。

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「我々はイングランドを自由にさせなかったし、ほとんど勝ち進むところまで行った。残念ながら実現はしなかったね。延長戦でも半分の時間を敵陣で過ごした。私はこのチームを心から誇りに感じている。この選手たちを指導することは誇りなんだ。彼らはピッチ上で違いを作ったし、指導できたことに感謝している」

「残り数秒しかない場面で、レアル・マドリーの選手に同点弾を奪われた。本当にわずかな差で、罰せられることになった。もっと良い守備をできていたかもしれないが、起きてしまった後には何とでも言えるものだ」

今大会は初戦でベルギーを破る(1-0)など、躍進を見せたスロバキア。カルツォーナ監督も胸を張る。

「どれだけこのチームを誇りに感じているか、もう一度言っておきたい。選手にも『最高の仕事だった』と伝えたよ。我々はすべての相手に匹敵した。攻撃的なフットボールをプレーし、得点チャンスも作った。心から誇りに感じている。我々は勝利にとても近づいた。今は全員が落ち込んでいるが、これがフットボールでもあるね」

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