スペイン代表FWアルバロ・モラタは、精神的に困難な時期に直面し、代表から引退する可能性があったと明かした。
レアル・マドリーやユヴェントス、チェルシー、アトレティコ・マドリーと数々のビッグクラブを渡り歩き、今夏からミランでプレーするモラタ。スペイン代表では主将を務め、今夏のEURO制覇にチームを導いた。
そんなモラタは、キャリアを通してメディアやファンから多くの批判に晒されてきた。精神的にきつい時期も乗り越えてきた同選手は、スペイン『COPE』で「うつやパニックアタック、本当につらいとき、仕事なんて重要なことではない。心の中にはもう1人の自分がいて、毎日、毎晩、戦わないといけない。これ以上立ち向かえなかったとき、スペイン代表から離れることが最善であるという時期が訪れた」と言及。
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さらに、10日のプレスカンファレンスでは「本当に悪い時期があった。もうスパイクを履くことができないと思った時期もあった。EUROの3カ月前、スペインのユニフォームをもう一度着ることができるか考えていたし、もう一度プレーできるか考えていた」と明かし、以下に続けた。
「僕の身に何が起きていたのかわからない。子供たちと一緒に通りに出ることが恥ずかしいように感じていた…。彼らと一緒に出掛けているといつだって何かが起きる。みんながフットボールについて話しかけてきたり、前の試合のことについて話しかけたりしてくる。そして、子供たちは外に出るのを嫌がってしまった。子供たちといるのが恥ずかしくなるぐらい多くのことを言われた」