20231111 Mikel Arteta Takehiro Tomiyasu(C)Getty Images

冨安健洋、1月のバイエルン移籍は“非現実的”?アーセナル側のスタンスを地元メディア分析

バイエルン・ミュンヘンからの関心が伝えられる日本代表DF冨安健洋について、アーセナル地元メディアが移籍の可能性を分析した。

今季アーセナル加入3シーズン目を迎えた冨安。プレミアリーグでは途中出場が続いていたものの、チャンピオンズリーグでは3試合に先発出場して高評価を獲得することに。さらにシェフィールド・ユナイテッド戦(5-0)では加入後初ゴールを奪うと、10月のクラブ月間最優秀選手賞も獲得。プレミアリーグでも直近2試合で先発を飾るなど、クラブで重要な存在であり続けている。

そんな25歳の日本代表DFに対し、ドイツ王者が関心を寄せているという。先日ドイツ『スカイ』は、今年夏の移籍市場ですでに獲得に動いており、1月の移籍市場や来夏にもアプローチする可能性があると伝えていた。

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そしてアーセナル地元メディア『football.london』は、「アーセナルのスタンスが明らかに」として冨安の移籍について分析。「ミケル・アルテタ監督のスタメンに食い込むことにはやや苦労しているが、その多才さは大きな武器であり、アーセナルにとって非常に貴重な選手であることが証明されている」とし、1月に退団する可能性は低いと指摘した。

「来年1月にアジアカップに出場することが予想されており、1月の移籍は“非現実的”だろう。バイエルン側は、来夏に向けて引き続き状況を注視してく予定だ」

一方で同メディアは、「アルテタ監督が冨安に先発の役割を与える可能性は高くないだろうが、移籍について彼のスタンスは明確」とし、指揮官が以前に「守備面では、おそらくこれまで見てきた中で最高の選手。トミがフィジカル的に最高の状態であれば、我々は重要な選手を手にしたことになるね」と絶賛したコメントを紹介。アルテタ監督の信頼は厚く、放出を認めない可能性があると予想している。

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