Takuma AsanoGetty Images

マジョルカ、セビージャとスコアレスで開幕から3試合勝利なし…浅野拓磨は65分から出場

27日のラ・リーガ第3節、マジョルカは本拠地ソン・モッシュでのセビージャ戦を0-0で終えた。FW浅野拓磨は公式戦3試合目にして初のベンチスタートとなり、65分から出場を果たしている。

開幕節レアル・マドリー戦を1-1、第2節オサスナ戦を0-1で終え、そろそろ初勝利がほしいマジョルカ。アラサテ監督は中2日で行われるこのセビージャ戦でローテーションを敢行し、浅野をベンチに置いている。

前半、マジョルカは立ち上がりにアラサテ監督仕込みのハイプレスから主導権を握るも、ムリキがヘディングシュートを外すなど先制点が遠い。時間が経つに連れてセビージャの攻勢を許すようになったが、こちらもサウールやルケバキオがチャンスを物にできず、試合はスコアレスのまま折り返しを迎える。

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後半、セビージャと一進一退の攻防を繰り返すマジョルカは、60分過ぎにムリキ、サム・コスタと立て続けにチャンスを迎えるも決め切ることができない。アラサテ監督は65分に交代カードを2枚切り、浅野をピッチに立たせた。

4-2-3-1でのサイドハーフを務めた浅野は、70分にゴールを狙う。左サイドでの連係プレーからペナルティーエリア内左に入り込み、右足で思い切りシュートを放ったものの、地を這うボールは惜しくもサイドネットを揺らすのみに終わった。

ダニ・ロドリゲスと左右のポジションを変えながらプレーする浅野はさらに84分、得意のドリブルで右サイドを突破してクロスを送ったものの、これも惜しくもクリアされてしまう。マジョルカは終盤、抗議によってサウールが退場となったセビージャを攻め立てたものの、結局ゴールを奪うことはできず試合終了のホイッスルを迎えている。

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