16日のラ・リーガ第17節、バルセロナは敵地メスタージャでのバレンシア戦を1-1のドローで終えた。チャビ・エルナンデス監督は、決定機を決め切れなかったことを悔やんでいる。
バルセロナは前半からレヴァンドフスキを中心に幾度も決定機を迎えたが物にできず。55分にようやジョアン・フェリックスが先制点を決めたが、70分にウーゴ・ギジャモンのゴールを許して同点に追い付かれると、その後ハフィーニャやフェラン・トーレスがチャンスを決め切れず、結局勝ち点1を分け合った。バルセロナはジローナ戦(2-4)、アントワープ戦(1-2)から連敗をストップさせたものの、3試合勝利なしと調子が上がらない状況が続いている。
チャビ監督は試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューで次のように語った。
「フットボールでこれだけ決め切れないと……こういうことが起こるわけだ。私たちは勝利に値した。良いプレーを見せたし、試合に勝つためのすべてを行なった。明確なチャンスを十分に手にしていたんだ」
「先週(ジローナ戦)も同じことが起こった。これはプレーの効果性の問題だ。私たちは相手のペナルティーエリア内でもっと確信を持ってプレーしなくてはならない。私たちは(チャンスを)物にできていない。それが今季ラ・リーガで起こっていることなんだ」
「今日、私たちは勝ち点2をプレゼントした。チャンスをつくったし、プレッシングもはまっていたが、しかし満足には程遠い勝ち点1を獲得しただけだった」
「私は落ち着いているし、いつも通り期待を抱いている。が、今日は失望を覚えている。ポジティブになれればいいと思う。もっと改善しなくてはいけないね」
チャビ監督はその一方で、MFガビの不在が響いているかどうかを問われると、次のように返答している。
「そのクオリティー、魂、激しさ……彼の不在をいつも寂しく思っている。しかし、それがこの結果の理由じゃない。私たちは決定力が足りていない」