スイス代表のムラト・ヤキン監督がチームの団結を誇った。UEFA公式サイトが伝えている。
スイスは29日、EURO2024ラウンド16でイタリア代表と対戦。前回の試合からメンバー変更を行ってきたイタリアに対し、スイスは2-0と勝利し、前回王者を敗退へと追いやっている。ヤキン監督は「非常に重要な試合に勝った。明日どうなるかは別問題だ」と喜んだ。
「確かに勝ったが、重要なのは我々のプレーだ。ピッチのあらゆるエリアを支配し、適切なタイミングでゴールを決めた。先のことは考えていない。この結果をじっくりと味わうことが大事なんだ。我々は正しい形を持っているし、正しいゲームプランを持っている。しかし、地に足をつけて戦う必要がある。キャンプはいいムードだし、外からの雑念に邪魔されることなく、自分たちのサッカーに集中できる」
また、ヤキンはチームの結束ぶりについて「代表でこのすべてを経験できるのは本当に素晴らしいことだ」と手応えを語る。
「私たちは実に支配的なプレースタイルでプレーし、すべてのタスクにプロフェッショナルな姿勢で取り組んできた。このスポーツが大好きなのは、選手と一緒にいること、スタッフと一緒にいること。サッカーでは多くのことを経験できるし、サッカーには感謝してもしきれない。ここまで来られたのは当然のことだし、次の試合でも同じ信念と強さを見せたい。このような形で勝利できたことは、大きな収穫だ。今夜、祝福してくれたファンの目を見れば、それがわかるだろう」
さらに、指揮官は「EUROにはいいチームしかいない。我々はドイツやイタリアのようなビッグチームと互角に戦えることを証明した。でも、自分たちのことに集中している。対戦相手に気を取られたくない。私たちは今夜、自分たちがどのようにプレーできるかという重要なシグナルを送った。試合を支配したんだ」とパフォーマンスを誇った。