yokohama fc(C)Getty Images

2位・横浜FC、今節もJ1昇格決定ならず…3試合勝利なしで自動昇格争いの行方は最終節へ

明治安田生命J2リーグは3日に第37節が行われ、横浜FCと栃木SCが対戦した。

昇格決定が目前に迫りながらも、直近2試合は連敗で2位に転落するなど足踏みが続いている横浜FC。勝てば無条件で1年でのJ1復帰が決まる状況の中、ホーム最終戦ではすでにJ3降格が決まっている栃木SCと激突している。

横浜FCは序盤からボール保持から主導権を狙い、福森晃斗の直接FKや櫻川ソロモンのヘッドなど、20分過ぎから決定機を作っていく。前半はスコアレスで折り返した中、49分には福森晃斗の正確なクロスに櫻川ソロモンが頭で合わせ、54分にもビッグチャンスを作ったが、ゴールが遠い時間が続いた。

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ゴールが欲しい横浜FCだが、70分付近からは疲労の影響かなかなか前に出られず相手ゴールへ近づけない。75分にはカプリーニに代えて伊藤翔を投入するが、決定的なシュートまで持ち込めない展開が続く。84分にはロングスローからピンチを迎え、さらに89分にも決定機を許したが、GK市川暉記のファインセーブでなんとか防ぐ。終盤は押されながらも最後まで失点は免れたが、ゴールは奪えずにスコアレスドローに終わった。

そして3位のV・ファーレン長崎は、ジェフユナイテッド市原・千葉との一戦に2-1と勝利。この結果、勝ち点を72まで伸ばした。2位・横浜FCとの差が「3」まで縮まり、自動昇格枠最後の1つの行方は最終節までもつれ込むことになっている。

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