メジャーリーグサッカー(MLS)のシンシナティは12日、元日本代表FW久保裕也との契約延長を発表した。
現在29歳の久保は、2011年に京都サンガF.C.のトップチームに昇格してプロキャリアをスタート。同年は弱冠17歳ながら公式戦33試合に出場して2アシストを記録。活躍を続けて2013年にヤングボーイズ(スイス)に加入して欧州挑戦を果たした。
2017年にヘント(ベルギー)へステップアップし、2018年シーズンはニュルンベルク(ドイツ)へレンタル移籍も経験。現所属のシンシナティには、2020年1月に加入している。
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アメリカに来て以降は本職のFWから中盤にポジションを移して主力として活躍。今季もリーグ戦25試合に出場して3アシストを記録し、2025年シーズンまでの契約を締結。1年間の延長オプションも付いているという。
元日本代表選手との契約延長については、シンシナティのクリス・オルブライトGM(ゼネラルマネージャー)はコメントを発表。クラブ公式サイトを通じて次のような喜びをあらわにした。
「ユウヤがシンシナティへ戻ってくることに興奮している。球際の強さやグラウンドをカバーする能力、ポジションの多様性により、彼は我々のグループにとって欠かせない存在となっている」
「彼は人格者でもあり、素晴らしいチームメイトだ。来シーズン以降も我々と一緒にプレーしてくれることに興奮しているよ」