Man City defence GFXGetty/GOAL

3冠王者マン・Cが不安定さを露呈している理由。ヴィラに11倍のシュートを放たれ4位転落

ジョゼップ・グアルディオラは、バルセロナからバイエルン・ミュンヘン、マンチェスター・シティまで、魅惑的かつ攻撃的なフットボールを展開してきた称賛されるべき名将だ。しかし、彼のスリリングなブランドは常に、堅固な守備の基盤の上に構築されてきた。グアルディオラがトップレベル指揮官として14シーズンを過ごした中で、リーグ最高の守備成績を残せなかったのは3回だけだ。

彼が敬愛するヨハン・クライフは「ボールを持っていれば相手は得点できない」という有名な言葉を残した。 グアルディオラのチームも何より、試合をコントロールし、支配することを大切にしてきた。グアルディオラのチームは現在もスリリングなフットボールを継続しているが、不安定さを露呈し、守り方を忘れてしまっている。

シティはプレミアリーグ第12節から第14節の3試合(チェルシー戦4-4、リヴァプール戦1-1、トッテナム戦3-3)で8失点を喫した。これはシーズン最初の11試合と同数の記録だ。6日のアストン・ヴィラ戦は1失点だったが、シティが2本のシュートにとどまったのに対し、相手には22本と実に11倍のシュートを浴びせられた。

とりわけ守備の不安定さを露呈するシティに何が起こっているのか――。

以下に続く