2026年北中米W杯では、出場枠が32から48へ拡大した。これに伴い、アジアの出場枠も「4.5」から「8.5」に拡大。予選のハードルが下がったとも言えるが、事はそんなに単純ではない。
このアジア予選を何位で突破するかが「世界の頂点」を目指す日本代表にとって、重要なファクターとなるのだ。試合開催月は、2024年が9・10・11月、2025年は3・6月。ここでは、オーストラリア、サウジアラビア、バーレーン、中国、インドネシアと同居するC組のなかで、スタートとなるこの9月シリーズ2連戦をどう戦うかを考察する。(文=川端暁彦)
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