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久保建英=ダビド・シルバではない:「稀有の才能」をもっと輝かせるために必要なことは?ソシエダMFを徹底分析

久保建英が迎えたレアル・ソシエダでの3シーズン目は、ここまで決して順調とは言えないだろう。

主力を多数引き抜かれたチームはラ・リーガ開幕から大苦戦を強いられ、8試合を終えて2勝2分け4敗と勝点8で14位に低迷。その中で久保も、昨季前半と同じようにチームの攻撃陣を牽引するようなクオリティを見せる場面もあれば、2人のマークに苦しんでそのまま試合から消えてしまうこともあるなど、安定してパフォーマンスを発揮できず。ベンチに座る機会も増えていた。それでも「チームを引っ張りたい」を責任を負う覚悟を見せ、前節バレンシア戦では有言実行のゴールを叩き込むなど、調子が上向いていることを感じさせている。

そんな23歳の日本代表MFを、これまで長年にわたって海外で活躍する日本人選手や日本代表チームを分析してきたスペイン『as』副編集長のハビ・シジェス氏が分析。今季のパフォーマンスを振り返りつつ、「稀有の才能」を最大限発揮するために必要なことを紐解く。

以下に続く

文=ハビ・シジェス/スペイン紙『as』副編集長

翻訳=江間慎一郎