ジュード・ベリンガムが、ハリー・ケインのPK時に囁いた内容が明らかとなった。イギリス『BBC』が伝えている。
バイエルンは30日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグでレアル・マドリーとホームで対戦。試合は2-2のドローで終わったが、57分のバイエルンのPK獲得のシーンが話題に。ジャマル・ムシアラの仕掛けからPKを獲得すると、キッカーのケインがボールを持ってペナルティスポットへ。すると、同胞の後輩であるベリンガムが接近し、何かをつぶやく姿が捉えられた。
ケインは試合後、同シーンについて振り返り、「彼が何を言っているのかはわからなかったよ。つぶやいているのはわかったけどね」とコメントしていたが、今回その内容が判明した。
その後、ケインはベリンガム本人にあの場面で何をつぶやいていたのかを確認したという。
「あの時は何を言ったのかわからなかったけど、彼と話したら、彼はこう言っていたよ。『君が左に蹴ることはわかっている』とね」
「ピッチ上では、何を言ったのか分からなかったから、左に蹴った。キーパーが少し早く動くのが見えたから、うまく決められたよ」
なお、『デイリー・メール』によれば、試合後、ベリンガムにケインが同シーンで何も聞こえていなかったという旨を伝えたところ、笑っていたという。