元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが現役引退を決断したようだ。スペイン『RELEVO』が伝えている。
1日、同メディアは「ワールドカップの英雄、アンドレス・イニエスタがサッカー界から引退」と報道。イニエスタはもう1シーズン現役を続けるため、家族と共にドバイに滞在し、トレーニングとコンディション管理に努めていたようだが、最終的に「伝説的なキャリアに終止符を打つ決断を下した」とのこと。なお、自身が長らく着用してきた背番号「8」にちなんで、今月8日に正式発表する予定とのことだ。
バルセロナのカンテラ出身のイニエスタは、2002年から2018年にかけてトップチームで活躍。公式戦674試合57ゴール135アシストを記録し、9度のラ・リーガ制覇、4度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を成し遂げた。また、スペイン代表でも131試合14ゴール。2度のEURO制覇、そして2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)では自身の決勝ゴールで同国を史上初の世界一に導くなど、世界最高の選手の1人として輝きを放ち続けた。
以下に続く
2018年にはバルセロナを退団し、ヴィッセル神戸に加入すると、約5年間Jリーグでプレー。同クラブ通算134試合26ゴール25アシストの数字を残し、クラブ史上初の天皇杯優勝に貢献するなど、世界トップレベルのテクニックで日本中を魅了。その後、2023年8月からはUAEのエミレーツ・クラブでプレーしていた。