元アルゼンチン代表MFディエゴ・マラドーナ氏が25日、死去した。60歳だった。
フットボール界のレジェンドであるマラドーナ氏は、今月上旬に体調不良を訴え、母国ブエノスアイレス近郊の病院に入院。検査で脳に硬膜下血腫が見つかり、3日に手術を行っていた。手術は成功したと発表され、その後は自宅で療養。しかし、25日の早朝に心臓発作を起こし、息を引き取った。
現役時代、アルヘンティノス・ジュニアーズでプロデビューした左利きのマラドーナ氏は、ボカ・ジュニアーズ、バルセロナ、ナポリ、セビージャ、ニューウェルズ・オールドボーイズなどでプレー。アルゼンチン代表としても91キャップで34ゴールを記録した。その圧倒的なスキルとドリブルを駆使する強烈な個として、史上最高の選手の一人として広く認知された。
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FIFAワールドカップでは1982年大会から4大会連続で出場。1986年のメキシコ大会では準々決勝イングランド戦の「神の手ゴール」や「5人抜きドリブル」など伝説的なシーンを演出し、決勝で西ドイツを下した母国アルゼンチンを2度目のワールドカップ優勝に導いた。
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