ブライトンの三笘薫が指揮官交代によりさらにチャンスを得られる可能性があると、イギリス『サセックス・ワールド』が報じた。
今夏にユニオ・サンジロワーズからブライトンに復帰した三笘。グラハム・ポッター監督の下、好スタートを切ったチームの中でスーパーサブ的な役割を与えられた同選手は、指揮官やチームメイト、ファンから称賛されるだけのインパクトを残している。
そんな中、先月にトーマス・トゥヘル監督を解任したチェルシーがポッター監督を引き抜き、後任にイタリア人のロベルト・デ・ゼルビ監督が就任した。采配や起用方法にどのような変化が起きるか注目が集まる中、同メディアによると、三笘にとってプラスに働く可能性がありそうだ。
『サセックス・ワールド』は、三笘の現状を「才能のあるウィンガーは復帰以降、ベンチから短く限定的な出場機会があったのみと、自身の能力を示すわずかなチャンスしか与えられていない」と説明するも、デ・ゼルビ監督の下でさらに輝きを放つチャンスがあると予想した。
「しかし、日本人は限られたプレー時間の中で、先週のリヴァプール戦での同点弾につながったクロスを放ったりと、相手チームをどうやって苦しめることができるかを示してきた。65分のミトマの投入により、デ・ゼルビはフォーメーションを3-4-3から4-4-2、さらに4-2-3-1に変更できた」
「フォーメーションの流動性は、ビッグ6相手の試合に向けたデ・ゼルビの準備の大部分を示している。これがしっかりと機能するために、彼にはスターティングイレブン以上の選手たちが必要になる。ミトマのような選手は、終盤に疲れた相手を壊滅してきたトリッキーさとペースとともに、新監督のアプローチから大きな利益を得られそうだ」