ヘーレンフェーンのロビン・ファン・ペルシ監督は、クラブ史上ワーストでの敗戦を喫した。
現役時代にアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元オランダ代表FWファン・ペルシ監督。現役引退後にフェイエノールトでコーチを務め、今夏にヘーレンフェーンに就任し、指揮官デビューを果たした。
アーセン・ヴェンゲル監督やアレックス・ファーガソン監督ら名将の下でプレーした経験のあるファン・ペルシ監督率いるヘーレンフェーンは、開幕節でアヤックスに惜敗するも、前節に初勝利を挙げ、開幕3試合で1勝1分け1敗の上々のスタートを切った。
そして14日、エールディヴィジ第4節でヘーレンフェーンは敵地でAZアルクマールと対戦した。無敗を続ける強豪との一戦で、ヘーレンフェーンは開始早々に失点するも、19分にルーク・ブラウウェルスのゴールで同点に。しかし、前半のうちに勝ち越されると、後半には失点を続け、終わってみれば1-9の完敗を喫した。
なお、ヘーレンフェーンがエールディヴィジの試合で9失点したのはこの試合が初めて。また、8失点差の敗戦は、昨シーズンにPSVに0-8で敗れた一戦に並ぶクラブワーストタイ記録になった。
試合後、ファン・ペルシ監督は「これはつらい結果だ。キャリアの中では多くの障壁に遭遇するもので、これはとても大きな障壁になった。我々はこの試合から通常よりもさらに多くのことを学ぶことになる」と話し、以下に続けた。
「これもフットボールの一部だ。選手も私もこれがトラウマになってはいない。後半の最初に立て続けて3失点したりと上手く行かないときでもやって来たことを続けることが大切だ。我々は我々自身のフットボールをプレーし続ける。これこそ私が、我々が信じていることだ」