鹿島アントラーズの新指揮官に就任した相馬直樹監督が14日、オンライン取材で意気込みを語った。
鹿島は14日、2020シーズンから指揮を執っていたザーゴ監督の解任を発表。2021シーズンは開幕から8戦消化時点で2勝2分け4敗の15位と、タイトルを目指すクラブとして困難なスタートを切っていた。
そして、後任にはクラブOBであり元日本代表DFの相馬氏がコーチから昇格することが決定。14日の練習後のオンライン取材にて、相馬監督は以下のようにコメントしている。
「まずはこの状況になったこと、私も(指導者陣の)中にいたコーチとして非常に責任も感じています。ただ止まっていられるわけではないので、もういちど強いアントラーズを取り戻す、さらに前に進んでいくためにということで(指揮官就任の)お話をいただいて、非常に重い責任だと思っています。自分がこの鹿島を、大事に思っているクラブを前に進めるために力になれればと思っています」
2021シーズンだけでなく、2019、2020シーズンにも無冠で終えている鹿島。“常勝軍団”とも称され、Jリーグクラブのなかで通算最多タイトル数を誇るクラブだが、相馬氏は立ち位置を見直す必要性を訴えている。
「戦術だったり色々なことも当然ありますが、もう一度我々がチャレンジャーだと。常勝と言っていただくクラブですが、今時点で15位ということもそうです。それを受け入れた時に我々はチャレンジャーとして戦わなければならないと思いますし、本当の意味でみんなの力を集結させる、それはピッチに表れるものですが、それ以外でも選手もスタッフもフロントもサポーターもひとつになって上のチームに立ち向かうことをやらなければと思います」
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