ナポリは、パリ・サンジェルマン(PSG)GKケイロル・ナバス獲得に近づいているようだ。フランス『レキップ』が伝えた。
2019年夏にレアル・マドリーからPSGに加入したナバス。移籍直後からチームの守護神に定着し、チャンピオンズリーグ決勝進出などに貢献した。しかし昨夏にジャンルイジ・ドンナルンマが加入して以降は出場機会を減らし、今シーズンは開幕から出番のない状況が続いている。
クリストフ・ガルティエ監督は11日の会見で、ナバスの現状について「ケイロルにとって難しい状況だ。しかし彼は最高の選手であり、その功績に対して我々からの敬意を示されるべき選手だ」と話していた。
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それでも、3カ月後に控えるワールドカップに向けて出場機会が十分にないことを危惧するナバスは、今夏のPSG退団を決心した模様。『レキップ』によると、すでにコスタリカ代表GKはセリエAの強豪ナポリ行きで合意したようだ。
ただし、現時点でナポリとPSGの交渉は継続して行われており、移籍決定は両クラブの交渉の行方次第だという。さらにこの2クラブは、ファビアン・ルイスの移籍に関しても話し合いを進めており、この取引の中にナバスが含まれる可能性もあるようだ。
また仮にナバスがPSGから離れることになれば、ドンナルンマの控えとしてセルヒオ・リコが3番手から序列を上げる可能性が指摘されている。