shinji-ono(C)Getty Images

“天才”小野伸二が44歳で現役引退を決断「僕の相棒として戦ってくれた“足”がそろそろ休ませてくれと言うので…」

北海道コンサドーレ札幌に所属するMF小野伸二が今季限りで現役を引退することを発表した。

1998年に浦和レッズでデビューし、その後オランダのフェイエノールトやドイツのボーフムでも活躍した小野。2010年に清水エスパルスへ加入し、2012-13シーズンにオーストラリアへ渡った後、2014年から札幌でプレー。2019年にFC琉球へ移籍したが、2021年に札幌へ復帰していた。

44歳となった現在も類まれな技術は健在だが、ここ数シーズンはリーグ戦で出場機会を得られず。今季もJ1リーグ戦の出場はなく、天皇杯2試合の出場にとどまっていた。小野は公式サイトを通じて以下のようにコメントした。

以下に続く

「サッカーと出会い39年間もの間、僕の相棒として戦ってくれた“足”がそろそろ休ませてくれと言うので、今シーズンを最後に、プロサッカー選手としての歩みを止めることを決めました。まだシーズン残り数試合ありますが、僕も試合に少しでも関われるように変わらず良い準備をしていきます。最後まで応援よろしくお願いします」

日本サッカー界のレジェンドとして知られる小野は、日本代表では通算56試合に出場し、6ゴールを記録。フェイエノールト時代の2002年にUEFAカップを制覇し、日本人初の欧州タイトル獲得し、3度のワールドカップ出場も経験した天才がスパイクを脱ぐ。

広告