レアル・マドリーFWヴィニシウス・ジュニオールの市場価値が上がり続けている。
移籍専門サイトの『トランスファーマルクト』が発表した最新の市場価値ランキングで、ヴィンシウスの価値は2000万ユーロ上昇して2億ユーロに到達。1億8000万ユーロのままとなったレアル・マドリーのチームメート、MFジュード・ベリンガム&FWキリアン・エンバペを上回り、同じく2000万ユーロアップしたマンチェスター・シティFWアーリング・ハーランドと並んで、市場価値ランキングのトップに立っている。
この3年間で市場価値を2倍にまで引き上げるなど、著しい成長と勢いを見せるヴィニシウス。スペイン『マルカ』によれば、そんな同選手に対してサウジアラビアのクラブが再び獲得に動く可能性があるという。
以下に続く
今夏、サウジアラビアのアル・アハリが5年総額10億ユーロ(1600億円)のオファーをヴィニシウスに提示したとされたが、現在獲得を狙っていると噂されるのはアル・ヒラルである。FWネイマールを擁するクラブだが、負傷による長期離脱もあって期待に応えられていない同選手に代わって、ヴィニシウスに目をつけているとのことだ。
だが『マルカ』曰く、レアル・マドリーは契約解除金10億ユーロとヴィニシウスが示す忠誠心によって、たとえサウジアラビアのクラブが再び動いたとしても退団を恐れてはいない様子。アル・アハリが提示したあまりにも破格のオファーを前に、少なからず動揺があったと報じられたヴィニシウス本人も、現在はマドリーでのプレーだけに集中しているようだ。