リヴァプールOBスティーブン・ジェラードが世界ベスト11選出…メッシやムバッペ、デル・ピエロの名前も

リヴァプール（プレミアリーグ）OBのレンジャーズ（スコティッシュ・プレミアシップ）指揮官スティーヴン・ジェラード監督が、「同一チームでプレーしたことがない選手」の中から世界ベスト11を選出した。

元リヴァプールで現在レンジャーズを率いるスティーヴン・ジェラード監督は、条件付きの世界ベストイレブンを選出した。

リヴァプールのアカデミー出身で、1998年にファーストチームデビューを飾ったジェラード監督。2015年に退団するまで公式戦700試合以上に出場し、2005年のチャンピオンズリーグ（CL）制覇を成し遂げたクラブのレジェンドだ。現在は指揮官としてレンジャーズを率いる同氏は、イギリス『スカイスポーツ』の番組内でベストイレブンを選出。なお、それぞれの選手がクラブと代表で一緒にプレーしていないことが条件とされた。

元チームメイトで現在解説者を務めるジェイミー・キャラガー氏から難題を出されたジェラード監督は「選ぶのに2時間以上かかってしまったし、2晩は考え込んだ」と11選手の選出に難儀した様子。「最初は（ジネディーヌ）ジダンやロベルト・カルロスがいて満足していた。でも、キャラから“ノー、ノー、これは間違っている。彼らは一緒のチームだった”と指摘された。それでも、選んだ今のチームに満足だ」と自信をのぞかせた。

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ジェラード監督はGKにアトレティコ・マドリーの守護神ヤン・オブラクを選出し、4バックのDFラインには右からカフー、ヴァンサン・コンパニ、カリドゥ・クリバリ、アンドリュー・ロバートソンをピックアップ。

中盤の底には、レアル・マドリーのトニ・クロースと宿敵マンチェスター・ユナイテッドの闘将ロイ・キーンを選出。キーンについては「彼は確実にチームに入る。私は彼の大ファンで、多くのことを学んだ。彼との戦いを楽しんだし、彼はトッププレーヤーだった」と理由を語った。

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右サイドにバルセロナのリオネル・メッシ、トップ下にアレッサンドロ・デル・ピエロ、左サイドにパリ・サンジェルマン（PSG）のキリアン・ムバッペ、そして1トップにディディエ・ドログバを配置。ジェラード監督はデル・ピエロについて「イタリアのフットボールを見ていて、アレッサンドロ・デル・ピエロのしなやかなフリーキックを憶えている。彼は最高の選手だった」と話している。

一方のジェイミー・キャラガー氏は、GKにネヴィル・サウスオール、DFはフィリップ・ラーム、フランコ・バレージ、コンパニ、ロベルト・カルロス、MFにジェラードとキーン、パヴェル・ネドヴェド、3トップにメッシ、ドログバ、ムバッペを選出した。

ジェラード監督のベストイレブンは以下の通り。

GK：ヤン・オブラク
DF：カフー、ヴァンサン・コンパニ、カリドゥ・クリバリ、アンドリュー・ロバートソン
MF：リオネル・メッシ、トニ・クロース、アレッサンドロ・デル・ピエロ、ロイ・キーン、キリアン・ムバッペ
FW：ディディエ・ドログバ

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